為息庵観音堂(古賀市)
糟屋北部新四国八十八箇所霊場霊場 第10番札所

糟屋北部新四国八十八箇所霊場の10番札所である為息庵観音堂は、四国霊場とは違う聖観世音菩薩が霊場札所の御本尊として安置されています。この聖観世音菩薩は別名「川原の観音」とも呼ばれ、川原の福王と呼ばれる所に安置されていたのを1653年に藩の命令で青柳宿に移されたものです。為息庵の扁額は博多にある崇福寺天庵和尚によって書かれたもので、1703年に庭園が築かれて為息庵の名を広めたとされています。2度の火災で観音堂は焼失し、1901年に現在の場所に新築されています。

駐車場はありませんので隣にある空き地に停めさせて頂きました。

御本尊:聖観世音菩薩
御詠歌:欲心をただ一筋に切幡寺
    後の世までの障りとぞなる




糟屋北部新四国八十八箇所霊場の石標。



為息庵境内の雰囲気。



為息庵観音堂。



為息庵観音堂に安置されている聖観世音菩薩。



為息庵観音堂にある開創百年記念の御詠歌の額。



為息庵観音堂堂内の雰囲気。



為息庵観音堂に掲げられている扁額。